平成21年度 光市立三井小学校 学校評価総括表 (平成21年10月実施) | ||||||||||||||
評価基準 | 4−達成 3−おおむね達成 2−もう少し 1−できなかった | |||||||||||||
学校教育目標 | 自己評価書 | 学校関係者評価書 | ||||||||||||
領域 | 年度当初の課題 | 重点目標 | 課題解決に向けての取組 (具体的方策・評価項目) |
評価項目・評価指標 | 評価基準 | 評価点 | 目標の達成状況に関する意見 (取組の適切さの検証結果) |
改善方策 | 評価点 | 評価(取組状況・達成状況に関する意見) | 次年度に向けた学校運営の改善方法 | |||
基本的な生活習慣の育成 | 健康や体力・学力向上のベースとなるものである。長期的に取り組む必要がある。 昨年度の全国学力・学習状況調査から、ゲームやテレビを見過ぎて家庭学習や家庭での読書が少ないという実態が分かった。家庭でのルールづくりをPTAで行う必要がある。 |
@「早寝早起き朝ごはん 本を読んで外遊び」運動を推進する。 | ・ ゲームやテレビ視聴のきまりをPTAと協力して作成。 | ・学校保健委員会でPTAより家庭でのルール作りについてのアピール作成 ◎保護者アンケートで家庭内でのルールの作成率90%以上 |
4 | 90%以上作成 | 1 | ・保護者アンケートによると「家庭生活のルール作りをしています」という回答が37.8%だった。7月に配布した「家庭生活のしおり」を知らないという意見やよく分からないというアンケートの回答が7.5%あった。また、職員アンケートを見ても家庭のルールづくりへの働きかけをしていないという回答が40%あった。 | ・「家庭生活のしおり」についてのアピール不足、家庭でのルール作りについての働きかけ不足であった。学校としても、機会を捉えてその必要性について保護者に伝え、各学級でも学級便りに取り上げたり、児童にたずねたりして周知を図る。 | 1 | ・忙しい時期に配布されたので、見落としていたのではないだろうか。 | ・ルール作りについて確認が出来る形式や、チェックリスト式の啓発資料を作成すると効果があるのではないだろうか。 | ||
3 | 70%以上作成 | |||||||||||||
2 | 50%以上作成 | |||||||||||||
1 | 50%以下 | |||||||||||||
朝のあいさつ運動を長年継続しており、近年民生委員さんにも参加いただいている。昨年度の学校評価では、8割弱の肯定的な評価をいただいた。全員がきもちのよいあいさつができるようにしたい。 | A「あいさつ運動」に積極的に取り組む。 | ・ 明るい元気なあいさつ20人を実践。 |
・あいさつ運動週1回 ◎児童アンケートで20回達成90%以上 |
4 | あいさつ20人達成率90%以上 | 3 | ・チャレンジ目標の1つとして取り上げ、児童に分かりやすいように伝えた。民生児童委員、児童会の朝のあいさつ運動も継続して取り組んでいる。児童アンケートでは、81.7%の児童が「明るい元気なあいさつ20回」が出来たと答えている。 | ・毎日20回をするためには、まだ十分でない児童相互のあいさつが出来るよう指導していきたい。 | 4 | ・毎日登下校の見守りをしているが、全員の子どもがよくあいさつをする。10月過ぎてから、すごくよくなってきた。 | ・まず大人が先に声を掛けるようにすれば、あいさつをしない子どもはいない。中学生でも全員があいさつするようになった。 ・大人が爽やかな顔であいさつすれば、子ども達には伝わっていくものである。 |
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3 | あいさつ20人達成率70%以上 | |||||||||||||
2 | あいさつ20人達成率50%以上 | |||||||||||||
1 | あいさつ20人達成率50%以下 | |||||||||||||
昨年度「さん」「君」づけで友だちを呼ぶという目標で取り組んだが、本年度はより積極的な「やさしい言葉がけ」に取り組みたい。 県ですすめている「家庭の元気応援キャンペーン」の中で、本校の課題である「お手伝い」に焦点を当て取り組みたい。 |
B正しい言葉遣いや、お手伝いができるようにする。 | ・ みんななかよく、やさしい言葉を20回を実践。 ・ 子どもが手伝う家事を分担。 |
・児童アンケート ◎やさしい言葉20回達成90%以上 ・保護者アンケート ◎家事分担がある家庭90%以上 |
4 | 両方の達成率の平均90%以上 | 2 | ・児童アンケートで「やさしいことば20回」できたが71.4%、保護者アンケートで「お手伝いの分担を決めている」が39.4%であった。 | ・早速生徒指導主任が「ちくちく言葉」「ほんわか言葉」について始業式で講話した。研修や各分掌で取り上げることはもちろんであるが、日々の生活を通して気付かせていきたい。 ・今回の結果を家庭に伝え学年毎の例示をするなどして、各家庭で決めるよう促していく。 |
2 | ・お手伝いの習慣作りまで学校の先生に任すべきでない。親は何もかも学校に任せすぎではないか。 | ・お手伝いについては、子どもが中心になって記入できる方式にしてはどうだろうか。 | |||
3 | 両方の達成率の平均70%以上 | |||||||||||||
2 | 両方の達成率の平均50%以上 | |||||||||||||
1 | 両方の達成率の平均50%以下 | |||||||||||||
学力の向上を図ります | 本年度の学力調査の自校分析では、課題を読み取り必要な情報を選択し再構成して表現する力が十分でないということが分かった。 | C個別指導の充実を図る。 | ・ 長期休業中に「算数・国語教室」を開催し学力の底上げを図る。 ・ 個別支援の時間を確保し、個別指導を実施。 |
・国語・算数の学力テスト ◎全国平均より得点5ポイント上回る |
4 | 国語・算数の得点向上10%以上上回る | 3 | ・国語・算数の4項目中、3項目で5%以上上回った。 | ・算数のA問題の特定学年の特定題材の正答率が悪かった。学期末での評価で見落とすことがないように、確実な定着を図る。 | 3 | ||||
3 | 国語・算数の得点向上5%以上上回る | |||||||||||||
2 | 国語・算数の得点全国平均並み | |||||||||||||
1 | 国語・算数の得点全国平均以下 | |||||||||||||
学力向上の長期的な課題として、読解能力の向上が必要である。 | D読書の楽しさを伝え、読書習慣が身に付くようにします。 | ・ まず、親や教師が読書する姿を見せる。 ・ 本好きになるように、読み聞かせを実施。 |
・児童、保護者アンケート ◎達成率保護者50%、教師90%以上 ・図書貸し出し冊数調べ ◎10%アップ |
4 | 図書貸し出し数アップ10%以上 | 4 | ・1回の貸し出し可能冊数を増やしたこと、図書委員会の促進活動、PTA予算に児童図書費の枠を設け魅力のある本が増えたこと、学級でのまとまっての貸し出しにより、昨年同期より18%貸し出し数が増えた。 | ・次の目標である読書の質を高めるためにも、読み聞かせや図書室運営の工夫をする。 ・39.4%しか読書をしている姿を親が見せていないので、PTAだより等でさらなる啓発をしていきたい。また後期に設けている絵本作家の読み聞かせにすべての保護者に案内を出す。 |
4 | ・低学年の子どもがよく本を持って帰っている姿を見る。たずねると家で読んでいるようだ。 | ||||
3 | 図書貸し出し数アップ5%以上 | |||||||||||||
2 | 図書貸し出し数アップ0% | |||||||||||||
1 | 図書貸し出し数減少 | |||||||||||||
山口県教委の分析では、授業時間以外に1時間以上学習する子どもの割合は、全国に比べて低い傾向がみられる。 | E家庭学習の習慣化を図ります。 | ・ 保護者と協力して、家庭学習の時間や内容を決めて、継続する。 |
・家庭学習のめあて作成 ・保護者アンケート「テレビを消して○分以上勉強」のめあてを作る。 ◎進んで実践80%以上 |
4 | 進んで実践80%以上 | 2 | ・保護者アンケートによると、45.6%の家庭で「テレビを消して○分以上勉強」のめあてを作っていた。 | ・全国調査の結果や、家庭学習の必要性を分かりやすく伝えていく工夫をする。 | 2 | ・親が取り組まなければいけない内容である。 | ・ゲーム脳について、子どもに教えることで、自ら注意するようにしてはどうか。 | |||
3 | 進んで実践60%以上 | |||||||||||||
2 | 進んで実践40%以上 | |||||||||||||
1 | 進んで実践20%以上 | |||||||||||||
昨年度の授業評価では学級によって、「授業が楽しい」「教え方が分かりやすい」という項目に大きな差があった。 | F教師の授業力の向上を目指します。 | ・ 進んで授業公開。 | ・教員一人一回以上授業公開 ・児童アンケート ◎@「授業が楽しい」A「教え方が分かりやすい」と感じる児童90%以上 |
4 | @Aの達成率の平均90%以上 | 4 | ・児童アンケートでは「授業が楽しい」88.5%、「教え方が分かりやすい」95.5%と感じている。 | ・光市教育委員会提供の「平成21年度全国学力・学習状況調査結果」授業改善資料を校内研修で取り上げ研修を行った。今後各担任へ学級毎の授業評価の結果を提供し、全教員が授業改善へ取り組む。 | 4 | ・グループ学習やロールプレイングなど、工夫をした授業展開であった。子どもの表情もよく、楽しそうであった。 | ・地域の人材を、この分野でも活用してほしい。 | |||
3 | @Aの達成率の平均80%以上 | |||||||||||||
2 | @Aの達成率の平均70%以上 | |||||||||||||
1 | @Aの達成率の平均70%未満 | |||||||||||||
安心・安全な学校づくりを推進します | 本校は、スポーツ振興センターの統計でケガの発生率が多いということが分かった。 | G交通事故0、けが0をめざしします。 | ・ KYT学習(あんしん教室)を実施。 ・ 安全な廊下歩行を指導。 ・ 被災時の振り返りを児童と行い、指導に生かす。 |
・病院で治療の必要なケガ(スポーツ振興センター調べ) ◎昨年より5%減少 |
4 | 5%減少 | 4 | ・スポーツ振興センターへ医療費を申請する程度のケガが昨年同時期と比べ14件から11件へ減少した。 | ・ケガの原因を調べ同じことをくり返させない個別の指導を継続する。廊下歩行指導やKYT学習を継続することでケガや事件に巻き込まれない行動を身に付けさせる。 ・環境整備、安全点検の継続をする。 |
4 | ・夏休みに、自転車で競争をしている姿を見かけたことがある。 ・安心教室などの取組を保護者といっしょに参観させてもらっった。あのような体験を通しての学習はすごく役に立つと思った。 |
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3 | 3%減少 | |||||||||||||
2 | 変化無し | |||||||||||||
1 | 増加 | |||||||||||||
不登校0いじめ0であるが、不登校傾向児童4名、いじめについての要注意児童3名在籍している。 | H教育相談体制の充実を図り、不登校0いじめ0にします。 | ・ 全児童との教育相談、そうだんアンケートを実施。 | ・全児童との教育相談(年2回) ・児童アンケート実施 ◎学校が楽しいと感じる児童100% |
4 | 90%以上が楽しいと感じる | 3 | ・学校が楽しいと感じる児童が95.5%。 | ・保護者は「先生は、いじめや非行をなくすために適切な指導を行っている。」という問いに対して「わからない16.4%」と答えている。学校での全児童に対する教育相談や生徒指導に対する取組を学年だより学校だよりで丁寧にくり返し説明していく。 | 3 | ・子ども達の様子を見る限り、いじめはないと断言できるほど明るい。 | ||||
3 | 80%以上が楽しいと感じる | |||||||||||||
2 | 70%以上が楽しいと感じる | |||||||||||||
1 | 楽しいと感じるが70%未満 | |||||||||||||
昨年度、児童の交通事故3件、職員の交通事故2件発生。 | IPTAが一体となって安心・安全な登下校、学校生活をめざします。 | ・ 交通指導を毎朝行う。 ・ 自転車教室の実施。 ・ 下校時間の見回りにも力を入れる。 |
・年間8回の自転車教室の開催。 ◎登下校中の交通事故0 |
4 | 登下校中の交通事故0 | 4 | ・4月から9月末までの登下校中の交通事故0件。 (昨年度2件、5/14、12/8) |
・年間8回の自転車の乗り方についての指導を実施する。(現在まで4回実施) ・毎朝の交通指導の継続実施をする。(12月までの交通指導当番割当済み) |
4 | ・特定の車であるが、狭い通学路にわざと入ってくる車がある。大人のマナーを向上しなければいけない。 | ||||
3 | 登下校中の交通事故昨年より半減 | |||||||||||||
2 | 登下校中の交通事故昨年並み | |||||||||||||
1 | 登下校中の交通事故増加 | |||||||||||||
業務改善 | 報告文書、校内文書の共有化が十分でなく、毎年同じことを手書きで報告する部分がある。 | J文書やデータの共有化による、事務処理効率の向上。 | ・ 共有フォルダの整理 ・ 写真データの共有化 ・ 報告書のデータ化 |
◎共有データ、様式を100タイトル |
4 | 100タイトル以上共有化 | ・現在サーバーの「共有データ」フォルダに318のファイルが蓄積され、職員室の職員用パソコンから取り出し活用できるようになった。 | ・教室配置図、校地図、毎年使う定型の報告文書、届けなど事務の効率化に役立つ引用数の多いファイルをさらに充実していく。 | 総合評価 | 学校関係者評価委員の総括意見 | 校長の総括意見 | |||
3 | 70タイトル共有化 | |||||||||||||
2 | 40タイトル共有化 | |||||||||||||
1 | 40タイトル以下 | |||||||||||||
学年会計や写真会計が一つの通帳から出入りしている。(年間400回) | K学級会計の明瞭化。 | ・ 学年毎の通帳作成 | ◎学年会計すべてで通帳、領収、会計収支の一致。 ◎学年会計すべてで会計担当と決裁者を分ける。 |
4 | 学年会計100%で実施 | 4 | ・すべての学年、学級会計を一新し独立した通帳で監査しやすい体制にした。 | ・継続することで、新方式を定着していく。 | ||||||
3 | 学年会計90%で実施 | |||||||||||||
2 | 学年会計80%で実施 | |||||||||||||
1 | 学年会計80%以下 | |||||||||||||
校内文書の精選と減量化が不十分。用紙を年間30万枚使っている。 | L校内文書の精選。 | ・ 文書のA版化 ・ 用紙の両面使用 ・ 校内文書の必要度の見直し。 |
◎用紙の使用10%削減 | 4 | 10%削減 | 4 | ・前年の前期で16万枚購入していた用紙を、本年度前期では13万枚購入。19%の削減が達成できた。 | ・購入枚数、両面使用は順調であるが、文書のA版化が不十分である。文書の効率的な整理のために完全A版化をすすめる。 | ||||||
3 | 5%削減 | |||||||||||||
2 | 昨年並み | |||||||||||||
1 | 増加 | |||||||||||||